総合計画

安心・安全で豊かな自然と利便性が共存する新しいまちをめざして

本町は、古都京都と奈良のほぼ中間にあって、平成の名水百選の玉川や、源氏ボタルが舞う南谷川の清流が木津川へと至る水清く、緑豊かな環境に恵まれるとともに、万葉の昔から歌枕の里として知られた美しいまちであります。 これまで私たちは、先人たちの努力を受け継ぎ、住民参加のまちづくりを基本として「みんなでつくる元気ふれあいやすらぎ井手町」の実現に向け努力してまいりました。しかし、今もなお社会情勢の変化は大きく、人口減少をはじめ厳しい波となって私たちを取り巻いています。 すでに我が国は2008年をピークとした人口減少社会を迎えており、団塊の世代が後期高齢者となる2025年、そして団塊ジュニア世代が高齢期を迎える2040年問題に直面しています。また、人、モノ、情報が世界を活発に行き来するグローバル化が進む中で、同時に国際競争の激化、地域紛争や貧困、そして新型コロナウイルスの世界的な感染拡大も加わって、不安定な世界経済状況を招いています。さらには、未曾有の災害となった東日本大震災後も全国的に震災や風水害が多発しており、生命・財産の安全・安心確保が何よりも求められています。 このように、世界や日本が激動する中で、井手町では、これまでのまちづくりの成果を検証しながら、更なる発展をめざして、「~居心地よく、住んでみたい、住み続けたい~ 安心・安全で豊かな自然と利便性が共存する新しいまち」をみんなでつくるため、今後10年間を計画期間とする「第5次井手町総合計画」を策定しました。 本計画の策定にあたりましては、アンケート調査の実施により、一般住民はもとより中学生や転出・転入された方も含め、広く住民の方々の声を聞くことができました。また、コロナ禍における制約を受けながらも、総合計画企画委員会や総合計画審議会に参画いただいた多くの住民代表の方々の貴重なご意見を反映した住民参加による計画策定を行うことができたと考えております。あらためて皆様のご尽力に深謝いたします。 激動する社会情勢の中ではありますが、住民参加のまちづくりを基本に、住民・議会・行政が一体となってこれまで以上に取り組むことができれば、「安心・安全で豊かな自然と利便性が共存する新しいまち」が実現できるものと確信しております。 私ども行政に携わるものとしても、地域に足を運び、より多くの住民の方々の声を聞きながら、効率的・効果的な行政運営の推進に取り組んでまいりますので、計画推進のため皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。 令和3年3月 井手町長 汐 見 明 男

井手町総合計画書【概要版】(PDFファイルの容量が大きい為、データは分割されています。)

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