第9期井手町高齢者保健福祉計画(素案)に係るパブリックコメントの結果について

令和6年2月1日(木)から令和6年2月14日(水曜日)まで実施した第9期井手町高齢者保健福祉計画(素案)へのご意見募集(パブリックコメント)の結果を公表します。

貴重なご意見をいただき、大変ありがとうございました。

提案意見1件目

【意見内容】

井手町にたくさんの高齢者がいるのはご存知でしょうか。デイサービスは2ヶ所しかなく、小規模多機能型施設もありません。町としてきちんと私たちのことを考えてください。

またひとり暮らしの方も多く、不安を抱えておられる方も多くいます。町として支援していただきますようお願いします。

【町としての回答】

本町の高齢者の状況として、総数は減少しているものの、65歳から74歳の前期高齢者数よりも75歳以上の後期高齢者数が増加している状況を把握し、当該計画を策定しているところです。

町内にはデイサービスセンターは2か所のみでありますが、隣接する近隣市の事業所等を活用しながら、サービス提供体制の確保に努め、また町内事業所と連携した通所事業を実施し、必要な方に利用いただいているところです。

1人暮らしであっても、住み慣れた地域で自分らしく生活できるよう、現在町保健センター内にある地域包括支援センターや高齢福祉課、福祉を支える関係団体等が連携して支援しています。今後もネットワークの拡大を図り、より一層支援の充実に努めてまいりたいと考えております。

提案意見2件目

【意見内容】

今回の計画策定のために「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」を行ったとある。調査そのものが計画中に記載されていないので、内容が詳細にはわからないが、治療中、または後遺症のある病気について、1位高血圧、2位目の病気、3位糖尿病、4位高脂血症、5位筋骨格の病気となっていて「耳の病気・難聴」が入っていない。これは、調査項目に入れていないからではないか。調査が暮らしや健康の状況を聞くものならば、多数の高齢者が生活上の不自由を感じている耳の病気や難聴についても調査すべきではなかったか。基礎資料として不十分に思える。難聴は外出意欲の低下や、認知症のリスクにもつながる。重視すべきである。

また介護に関する不安についての調査で「主な介護者が不安に感じる介護」として1位が「外出の付き添い、送迎等」となっている。「これらの結果に着目しつつ、介護者の負担軽減のための更なる在宅サービスの充実が必要とされる状況です。」と分析されているように、在宅サービスの充実には高齢者の外出に対する支援にもっと力を入れるべきである。現在「イデカ」では65歳未満の人が付き添えない。改善を要する。

このようなパブリックコメントは、メールなどオンラインで提出できるよう改善を希望する。

【町としての回答】

「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」において、高齢者の身体の状況と健康に関する意識項目のなかで「治療中、または後遺症のある病気」に関する設問を設定し、回答項目の中に「耳の病気」を調査項目として設定し、状況の把握をおこなったところです。

今後も、町が実施する聴こえに関する事業を周知し、活用することで、聴こえに課題のある方に対する支援に取り組みたいと考えております。

「IDECA」の実施主体は井手町社会福祉協議会であるため、このようなご意見があったことをお伝えさせていただきます。

事業の取り扱い等につきましては実施主体に直接お問い合わせいただきますよう、よろしくお願いいたします。

提出方法につきまして、本年度は郵送、ファックスまたは持参にて受付することとしておりましたが、今後オンラインでの対応を図ります。

お問い合わせ

井手町 高齢福祉課
郵便番号:610-0302
京都府綴喜郡井手町大字井手小字東高月8番地
電話:0774-82-6165 ファックス:0774-82-5055


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