井手の自然を楽しむ
井手町は京都市や奈良市などの都市の近くにありながら、豊かな自然に恵まれたまち。ここでは、そんな井手町の自然の魅力をご紹介します。
〈季節の花等〉
〇ヤマブキ(玉川堤)
・例年の見頃・・・4月上旬~5月上旬
・現在の開花状況・・・満開
〇ツツジ(万灯呂山展望台)
・例年の見頃・・・4月下旬~5月上旬
・現在の開花状況・・・咲き始め
※開花状況につきましては、下記のインスタグラムより確認できます。
井手町の自然
京都で一番桜が早く咲くまち(3月頃)河津桜

井手町は、平成25年度から
「京都で一番早く桜が咲くまち」
を目指し、2月上旬から咲き始める早咲きの桜として知られる
河津桜
の植樹に取り組んでいます。 玉川の桜並木だけでなく、井手町まちづくりセンター椿坂の周辺で多く見られる早咲きの桜をぜひお楽しみください。
玉川の桜(3月下旬~4月上旬)ソメイヨシノ

平成の名水百選にも挙げられる玉川の堤は桜並木がおよそ1.5キロメートルにわたって続く桜の名所。桜が見頃となる3月下旬から4月上旬にかけ、毎年
「さくらまつり」
が開かれ、玉川の桜並木の下には模擬店などが立ち並び、町中が花見客でにぎわいます。
玉川のヤマブキ(4月上旬~5月上旬)
日本六玉川のひとつ、井手町の玉川では、桜の見ごろの後、次にヤマブキの花が見ごろを迎えます。井手町のヤマブキは、古くから多くの和歌に詠まれており、玉川の堤には、それらの和歌が記された歌碑が数多く設置されています。
万灯呂山展望台のツツジ

万灯呂山展望台大嶺の山頂(標高300メートル)から、北は京都市南部、南は関西文化学術研究都市を一望できる絶好の展望台。「万灯呂」の名は、雨乞神事の際に大嶺へたいまつ行列が行われたことに由来します。
令和6年度には景観図(縦0.9×横1.8メートル)が設置されました。
また、井手町玉川のヤマブキが見頃を終えたころに、頂上周辺にツツジが咲き誇ります。
ホタルが舞うまち(5月中旬~6月上旬)

井手町では、「源氏ボタル保護条例」を制定し、住民によるゲンジボタル保護の取り組みが続けられるなど、町全体でホタルが生息する環境保全が図られてきました。 井手町は市街地を流れる清流が多くあり、初夏、無数のゲンジボタルが舞い、宵の口の川面を幻想的に彩ります。 市街地を流れる清流の一つである南谷川に面した谷川ホタル公園では、地元の方々による「ほたるまつり」も開かれます。
まちを彩る紅葉(11月~2月)



井手町の自然といえば「桜」や「ヤマブキ」など春のイメージが強いかもしれませんが、秋には紅葉が綺麗なスポットもたくさんあります。玉川堤や大正池、たくみの里など、11月上旬から12月上旬にかけて各所で紅葉を楽しむことができます。
山背古道

山背古道は、京都府南部の城陽市・井手町・木津川市の3つの市町にまたがり、京都と奈良の間、南山城の山際をうねるように続く約25キロの散策道です。 沿道の豊富な歴史遺産や自然、どこか懐かしく感じる風景を眺めながら、自分に合った距離でハイキング・ウォーキングが楽しめます。
▶ガイドブックなどの情報については